台風の構造とは

夏から秋は毎年「台風」で悩まされます。人々の生活を破壊していく猛烈な暴風雨には毎年悩まされております。今年は当たり年で、これまでもいくつか猛烈な台風と成り、台風が来るたびに大きな爪痕を残したことは言うまでもありません。

「台風」昔は「野分」ともいわれ「夏」から「秋」の移り変わりに吹く強い風の事をいいます。巨大な雨雲を伴った台風は、大雨を降らせることによりダムやため池の水を枯らすことなく安定させて水を蓄えさせる、この水ガメにより人々が安心して生活ができるのです。いわば自然の摂理でありましょう。

台風の構造は巨大な積乱雲で構成されております。反時計回りに空気を上へ上へと吹き込みながら、上層にて時計回りにて噴出しております。この吹き込んでいく風が、台風の暴風そのものです。また台風本体の右側が風が強く危険とされております。これは台風本体を動かす風と、台風本体に吹き込む風が同じ方向であるため台風の強さが増すことでしょう。台風の左側は、互いに真逆にぶつかり合うため比較的風が弱い、安全区域でしょう。といいながらも台風は台風です。暴風は勿論、大雨による被害も考えられます。

台風シーズンも終わろうとしていますが、日本の南にある26号が気がかりです。まだまだ注意しなければなりませんね。