CADオペの将来とは

世の中には多種多様な職業があり、多種多様な働き方がります。この中でも「CADオペレーター」について考えていきたいと思います。「CAD」といえば一般にはあまり馴染みのないものですが、元々は図面を作図するソフトであります。IT化の現代社会は製造業、建設業、土木など様々な業種で用いられております。最近は急速に発達した「3D」の技術を用いた「CAD」が主流と成り、これまでの作図から、3D画面上での立体モデルの作成が主体となりました。

ものづくりの盛んな愛知はトヨタ自動車をはじめ大手重工メーカーなど多くの製造業が集まっております。設計開発においてはCADが普通であり、主にダッソーシステムズ社の「CATIA」や「SolidWorks」、そしてPTC社の「Creo」が使われております。建築業ではオートデスク社の「AutoCAD」が標準です。このようなCADはかつては非常に高額で専用のエンジニアリングワークステーションが必要でしたが、テクノロジーの進化で今やパソコンレベルでもサクサク安定して動作するようになりました。機能や操作性も格段に上がり、かつては専属のオペレーターが作図をしていたものの、今や設計者が自ら操作できる事が当たり前になりました。これはCADもワードやエクセルと同じく簡単な教育で基本的な操作は誰でもできるようになってきた事です。

テクノロジーの発展は職種を奪うこともあります。今は純粋なCADオペレーターという職種はきわめて少なく、基本的に設計まで求められる事です。図面をただ写せばいい「トレーサー」ではなく、ものづくりができる「設計技術者」が求められるようになりました。確か10年前にリーマンショックにより世界経済は急変、その頃からCADに対する考え方も変わってきたようです。

今回はCADについて考察してきましたが、技術の進化で補助的な職種はまずます減りつつあるのは致し方ないことです。将来の職業選びはこのような現状も考えなければなりません。今は良くても将来なくなる職種は非常に多くあります。