愛知県なのに「岐阜タンメン」名前の由来はどこにあるの?
愛知県の郊外周辺をドライブしていると「岐阜タンメン」という看板のお店をよく見かけます。昼食時は行列ができるほどの人気店です。運営会社は愛知県にあり、発祥の地も愛知県なのです。なぜ「岐阜タンメン」という名前にしたのでしょうか?
岐阜タンメンはニンニクと野菜からのうまみを抽出した塩味ベースのスープと細麺の平打ち面が大きな特徴です。麺の替え玉システムや辛さが選べる、トッピングが豊富な所も関東地方のタンメンと違っています。
運営会社である一宮市の岐阜タンメンBBCによると2009年4月の愛知県の稲沢市に第一号店となる「タンメン専門店 板谷」を出店、当時東海地方では珍しい屋台であったことから毎日の客足は伸びず店を閉めようかと思っていた所、岐阜に丁度いい空き店舗が見つかりそちらに店を出すことになりました。
これでダメなら完全撤退しようと思いながら「元祖タンメン屋」としてオープンした所、行列のできる人気店になりました。それからは続々と店舗を増やしていき、現在は愛知県に10店舗、岐阜県に8店舗を展開しています。
「岐阜タンメン」の名前の由来は
愛知県が発祥の地で店舗の数も愛知県が多いのに何故「岐阜タンメン」という名前を付けたのか、岐阜タンメンの広報の人はこう語っています。
店舗が存続できたのはたくさんの岐阜の人達が食べに来てくれたおかげです。その恩返しをしたいという思いかラ「岐阜タンメン」と名付けました。岐阜の人達が支援してくれたタンメンをもっとたくさんの人に食べてもらいたい。このタンメンを食べるために全国から岐阜にお客様が来てくれるようになって欲しい。
そんな思いから「岐阜の感謝タンメン」を略して「岐阜タンメン」と名付けたそうです。
岐阜タンメンはテレビでも紹介された
愛知県の方が店舗が多いのは岐阜タンメンの社内基準に見合った物件が愛知の方が多かったことが理由で、近い未来には愛知、岐阜だけでなく他県への出店も挑戦したいとのこと。一宮市に運営会社があるのは、創業店舗の博多とんこつラーメン「ばりばり軒」がるのが理由の様です。先日テレビで名前の由来が紹介されて大きな反響を呼びました。
創業時代から東海地方にタンメンの文化を広げたい、岐阜の名物として認められ、テレビに出たいという夢を達成できて本当にうれしかったそうです。愛知にあって「岐阜タンメン」と名乗っている理由は岐阜の人に支えられた恩返しが理由だそうです。