もうすぐ節分<魔を滅する!?>

1月もそろそろ終わります。ついこの前「おめでとうございまーす!」って言っていた気がするのですが…

1月が終われば、すぐにやってくる節分。鬼は~そと!福は~うち!と豆まきをしますが、そもそも何故に豆なのか?と素朴な疑問がわいたりしたので、今日は節分について少し掘りさげてみようと思います。

 

 

節分の由来

節分という言葉には、「季節を分ける」という意味があるのだそう。昔の日本では、春は一年のはじまりとされ、特に大切にされたようです。そのため春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになったんだとか。

なぜ2月3日が節分の日になったのか。それは暦の上で春が始まる日を「立春(りっしゅん)」(2月4日ごろ)と呼びます。立春の前の日だから、節分は2月3日に行われるんですね!

 

なぜ豆をまくのか?

豆は「魔滅(魔を滅する)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをするんですね! 鬼に炒った豆をぶつけて「鬼はそと!!」と追い出すのは、昔むかしに鬼を豆で退治したところから由来しているそう。

 

正しい豆まきの方法

まず煎った大豆を升に入れて、節分の夕方までに神棚に供えておきます。鬼は真夜中にやってくるそうなので、夕方以降日が落ちたらいよいよ豆まき!家の戸や窓をあけて 「鬼は外!」と豆をまきます。そして、出て行った鬼が家の中に入らないように窓を閉めてから 「福は内!」と叫びながら、部屋の中にまきましょう。

以上が正しい豆のまき方みたいですが、ご自宅で升に入れて神棚に供えるというのはなかなか難しいですよね。最近は落花生を殻のまま撒く方も多いのでは?拾って食べるのにも抵抗ないですし、それぞれご家庭で出来る範囲で、節分の豆まきをされてみては?

2020年・恵方巻を食べる方角は?

2020年節分の恵方は、西南西(さらに細かく言うと西南西やや西)です。

ここ数年でコンビニやスーパーなどにも大量に恵方巻きが売られるようになりましたよね。家族で願い事をしながら同じ方角を向き黙々と食べるさまは、なかなかシュールで筆者は途中で笑ってしまうのですが( ´∀` )

豆まきイベントに参加するもよし、おうちで鬼退治するもよし、静かに恵方巻きを食べるだけもよし。みなさんも出来る範囲で、節分を楽しんでみてはいかがでしょうか^^