インフルエンザの予防
11月に入り、3連休中も朝晩と冷え込んで来ましたね。みなさん体調はいかがですか?
今日は、毎年この時期から患者さんが増えてくるインフルエンザについて今一度調べてみました。
インフルエンザとは
国立感染症研究より抜粋
インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。
流行が周期的に現われてくるところから、16世紀のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響(influence)によるものと考え、これがインフルエンザの語源であると言われている。インフルエンザは、いまだ人類に残されている最大級の疫病である。
インフルエンザウイルスにはA,B,Cの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型である。A型とB型ウイルス粒 子表面には赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という糖 蛋白があり、これらが感染防御免疫の標的抗原となっている。 とくにA型では、HAには15種類、NAには9種類の抗原性の異なる亜型が存在し、これらの様々な組み合わせを持つウイルスが、ヒト以外にもブタやトリなどその他の宿主に広く分布している。
インフルエンザの予防には
インフルエンザの予防と言えば、パッと思いつくのは手洗い、うがい、マスクですよね。習慣になっている人も多いかと思いますが、やり方にコツがあるようです。
手洗いは手間をかけずこまめに実行し、うがいは深くやりすぎると喉の奥まで菌が入ってしまって逆効果なので軽くした方がいいんだとか。長くガラガラとやればいいってものではなかったんですね!手洗いも、今は携帯出来る除菌ジェルやシートなど多く出てますよね。水道がない場所でサッと活用出来るし、一つ持っておくのもいいかもしれませんね。
インフルエンザの予防接種は11月中が◎
筆者は長年一般企業で接客業をしていたため、毎年子供たちと10月には予防接種をしていました。それでも2度ほどA型インフルエンザに罹患してしまった事があるのですが、熱の上がり方やのどの痛みなどの諸症状が軽く済んだ記憶があります。流行前のワクチン接種は、罹患(りかん)した場合の重症化の予防にもなるので、ワクチン接種をお考えの方は早めにされるのが◎ですよ!
こまめな手洗い・深すぎないうがい・マスク着用と予防接種。あとは睡眠と栄養をよく取って身体を冷やさないようにして、今年もインフルエンザと寒さに負けないように気を付けようと思います。