平成から令和へ
平成最後いやいや令和初のブログ更新となりました。
年は平成元年1月8日、昭和天皇崩御により生まれた新しい時代「平成」
初めは馴染めにくい元号でしたが、あれよあれよという間に時代は流れ
平成31年4月30日をもって平成は無事に幕を閉じました。
天皇陛下がご高齢による退位で上皇さま、皇太子殿下が天皇陛下にご即位
時は令和元年5月1日をもって新しい時代「令和」が誕生しました。
平成時代は世の中の進歩や発展が極めて速い時代でした。
さらに未曽有の大災害などを乗り越えながらも、戦火に巻き込まれることなく
「平和が成る」文字通りの時代にて、良い後味で終えることができました。
「令和」由来は万葉集「梅花の歌」の令月から来ている言葉です。
万葉集は奈良時代に生まれた日本最古の和歌集であります。
天皇、皇族、歌人から一般庶民まで多くの人が詠まれた歌が収録
総計4500首ほど収められており、今でいうブログみたいなものです。
この中の一つ、大伴旅人が詠まれた歌で
―万葉集「梅花の歌」―
初春の令月にして、
気淑(よ)く風和ぎ、
梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す
春の訪れを告げるかのように、見事に咲き誇る美しい梅の花を例え
「明日への希望と共に、日本人1人ひとりが大きな花を咲かせる」
願いを込めて「令和」と名付けられました。
幾つかの天災を乗り越えながらも、戦火に巻き込まれることなく
無事に終えた平成、良き伝統をさらに深めながら令和もいい時代になって欲しいものです。